過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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42:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 02:19:20.32 ID:bQ1VTJGW0
くぅこ「嘘でごじゃるよ。てんこ殿は襖の隙間からずっとお二人を見ていたでごじゃる」

男「わっ!お前一体どっから…」

天井裏にでも隠れていたのかくぅこがしゅたりと降ってきた。

てんこ「く、くぅこぉ〜!だって姫様が私たちの知らぬ殿方と二人きりだぞ!姫様が変なことされないか心配にもなるだろう!」

くぅこ「そんなに心配せずとも、もしそのようなことがあればせっしゃが男殿の首をはねていたでごじゃるよ」

背中に背負った小刀を光らせてくぅこが鋭い目で俺を睨む。

男「ヒェッ…」

どうやら下手に妖狐姫に触れてはいけないという俺の考えは正しかったようだ。



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