過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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5:名無しNIPPER[saga]
2017/03/09(木) 21:24:35.78 ID:l6gu8MXB0
この瞬間俺は全てを悟った。

男(もしかして俺の人生ってこの先真面目に生きたってこんなことばっかになるんじゃね?)

何か努力しても、別の何かがその努力をなかったものにしてしまうのではないか…

トラックがかけた水はただでさえ病んでいた心に思わぬ追い打ちとなった。

男「はぁ…」

また一段と死にたくなった。

前から2台目の車の音がする。

男(このまま飛び出して…死のうか…)

そう思った5秒後、その車は何事もなく俺の横を過ぎて行った。

俺はただ歩道に立ちつくしたまんまだった。

男(死ぬ勇気もないのか俺は)



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