過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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68:名無しNIPPER[saga]
2017/03/10(金) 18:16:12.25 ID:bQ1VTJGW0
男「来いよ」

俺が膝をぽんぽんと叩くとくぅこは警戒しながらもそっとお尻を乗せた。

くぅこ「むぅ…?ただの座椅子でごじゃるな」

男「そりゃあまぁ…こうしてるだけならな。これなら高級座椅子の方がいいって妖狐姫にも言われたよ」

くぅこ「座椅子術にはこれといった仕掛けはなし…と…」

男(座椅子術…?)

こうしてまたこの世に新たな妖術が生まれた。

くぅこ「となると…骨抜きの仕掛けはやはりあの手に…」

くぅこ「男殿、頼むでごじゃるよ」

男「え、いいのか?」

くぅこ「その手に秘めたる力を受けなければ修行の意味がないでごじゃるよ」

そんな大層なものではないが…



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