過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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95:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 05:12:32.94 ID:aiWyufnc0

男(え…)

てんこ「ぇ…?」

一瞬、何が起こったのか理解できなかった。

妖狐姫「…んはっ」

妖狐姫「はしたないものを見せてしまって申し訳ない…ですが…」

妖狐姫「これでお分かり頂けましたか?少なくとも、わらわはこの者に愛情を抱いています」

しらこ「…ふーん、随分と体を張ったじゃないか」

しらこ「シエン!」

シエン「…はっ、はあ!」

しらこ「帰るぞ」

しらこは乱暴に襖を開けると後ろ姿のまま言った。

しらこ「まあ、今回は貴方の迫真の演技に免じて身を引こう。せいぜい次の言い訳でも考えておくことだな。思いつかないのならいつでも我が屋敷に嫁入りに来るといい…歓迎するよ」

妖狐姫「…てんこ、送って差し上げろ」

てんこ「はっ…はひっ!」

どたどたと露骨に不機嫌そうな足音を立てて出て行くしらこを、てんこさんが慌てて追っていた。



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