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過去ログ - 【ダンガンロンパ２】安価で作成したキャラでコロシアイ修学旅行２【小説家論破】

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641:名無しNIPPER
2017/06/22(木) 02:47:47.57 ID:7x263rhp0

七色の星が散る頃に予告

もし明日死んでしまったらと思えば、
彼女はこの瞬間の重みを知るだろう。

2005年、秋。
宮崎県日向市ひかり中学校の3年A組、B組共にプログラムに選ばれる。
彼女たちは、家族の絆によって繋がっている。
ひとつの糸を、こんな形で切り裂くことになるとは誰も思わない。

ずっと生きてきた自分か。
隣にいてくれた同じ顔の家族か。
支え合ってくれた友達か。
同じ教室で机を並べただけのクラスメイトか。
信じられるのは微かな意志だけ。

彼女は、戸惑う、泣き叫ぶ、笑いかける。
最後には希望が訪れるのだと信じて。
彼は、受け入れる、諦める、怒鳴り出す。
この世界はそんなに甘くはないのだと。

答えは永遠に見つからない。
「何で生きているの？」

目の前に置かれたのが惨劇だとしたら？
「惨劇じゃなくて喜劇！　今はそれが大事でしょ！」

さようならは何のために言うのか？
「お前を殺して俺も死ぬ。だって、俺達いつも一緒だろ？」

現実から目を逸らしたければ、止まれ。
「嫌だよ、嫌だ、また走ろうよ、ねえ……っ！」

虹は、永遠に輝きつづける。
だけど、星は忘却の彼方に朽ちるだけ。

「どうしたら、流れる星は消えずにすみますか」

ORIGINAL BATTLE ROYALE 4
七色の星が散る頃に

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