1: ◆PVS1yzIgQ.[saga]
2017/03/11(土) 23:54:01.41 ID:mJFl/FJDO
提督｢え？｣時雨｢ん？｣
提督｢…なんて言った？｣
時雨｢出撃したくない…｣
提督｢…どうした？何かあったか？｣
時雨｢別に何もないよ…ただ出撃したくないんだ｣
提督｢でもなぁ…怖いのは分かるが艦娘である以上深海棲艦との戦うことはさけられないぞ？｣
時雨｢別に怖い訳じゃないんだ。ただ出撃したくないだけだよ。｣
提督｢みんな頑張って働いて生きてるんだぞ？時雨だけ特別扱いしてなにもしないで悠々と生活することは許されないんだ｣
時雨｢提督は出撃してないから分からないんだよ…この体になって燃料が目減りしていくのが分かるようになった！！帰る途中に渦潮にあったら！？弾薬が無いときに深海凄艦に会うかもしれない恐怖がわかるかい！？｣
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆PVS1yzIgQ.[saga]
2017/03/12(日) 00:02:05.00 ID:uQpQeZLDO
提督｢…すまない。確かに俺は安全な鎮守府からしか指示を出すことしか出来ない…。だが！そんな無理な航行をしないといけない作戦は立ててないはずだ！｣
時雨｢…それだけじゃないんだよ？今、海には数々の深海凄艦の死体や艦娘だったものの残骸が浮いてきてる。…たまに引っ掛かるんだよ、航行中に…この前は愛宕さんだったものに引っ掛かってはずすのが大変だったなぁ…｣ｱﾊﾊ
提督｢そうか…やはり環境の問題点は改善されなかったのか…｣
3: ◆PVS1yzIgQ.[saga]
2017/03/12(日) 00:17:41.85 ID:uQpQeZLDO
時雨｢…どういう事？｣
提督｢…絶対に他言しないと約束できるか…？｣
時雨｢うん、約束するよ。｣
4: ◆PVS1yzIgQ.[saga]
2017/03/12(日) 00:18:41.89 ID:uQpQeZLDO
提督｢…本当にすまない｣
扉くｶﾞﾁｬ
5: ◆PVS1yzIgQ.[saga]
2017/03/12(日) 00:19:37.25 ID:uQpQeZLDO
憲兵｢俺は艦娘の事は管轄外だしな。というか艦娘の装甲を貫く兵器が無い｣
時雨｢提督…！逃げよう！僕が盾になるから、提督はその間に！｣
提督｢ダメだ…ここで逃げてもいずれは…｣
6: ◆PVS1yzIgQ.[saga]
2017/03/12(日) 00:20:23.75 ID:uQpQeZLDO
憲兵｢北の方だが隠れ家を用意した。あそこならバレないはずだ、変に目立たなきゃな。…お嬢ちゃん、提督を頼んだぞ？｣
時雨｢！うん…！ありがとう！憲兵さん！｣
提督｢いや、憲兵！お前ただじゃすまないぞ…！どうしてそこまで…｣
7: ◆PVS1yzIgQ.[saga]
2017/03/12(日) 00:23:42.13 ID:uQpQeZLDO
終わりです。深海悽艦とかの死体ってどうなってるんだろうね？轟沈っていってもきっと何時かは浮いてくると思うんだ…
戦争ってやだね…鎮守府でイチャイチャしてる場合じゃないんだよ？
10Res/4.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
