過去ログ - 小林「実際トールと人間が戦ったらどっちが勝つと思う?」トール「?」
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15:名無しNIPPER[saga]
2017/03/12(日) 10:03:31.76 ID:h6cH7Abl0
〜数日後・小林宅〜

ファフニール「できたぞ」

トール「これはなんですか?見たところメガネに似たような物体ですが、その割には前が見通せませんし」

カンナ「かっこいい」

小林「VRゲームだね」

ファフニール「この前、異世界にお前の精神を飛ばしただろ。その上位版を行うものだ。見た目をこれにしたのは感覚としては滝谷に借りたPSVRとやらが近かったので、参考にしただけだ。大した意味はない」

トール「なるほど、つまりこの前の異世界で疑似的に世界侵略を行ってみるということですね」

ファフニール「そうだ、今回は人・建物・星・宇宙、それらをひっくるめた世界そのものをそっくりそのままコピーした。お前の行う行動に対する人間の反応も再現されている」

トール「それは……すごいですね」

小林「トールから見てもそうなんだ。私なんかはもう感覚が麻痺してきてるけど」

トール「ファフニールさんやルコアさんの力だけではとてもつくれません。力を補助する秘宝をふんだんに使わないとこんなの作れませんよ」

ファフニール「それだけ俺も本気ということだ。人間に負けたままでは黙っておれん」

ルコア「ちなみにその人間は人格がないから遠慮なく倒しちゃっていいよ」

小林「ルコアさんも手伝ってくれたんですか?」

ルコア「人間なり星なりの情報を入れたのは僕だからね。しかもそこから君と滝谷君としょうた君抜かないといけなかったから大変だったよ。」

小林「どうしてそんなことを?」

ルコア「人形みたいなものとはいえ君たちがいたら僕らが本気をだせないからね。でもこれ砂場から砂粒一つを見つけるようなものだからね。こんなに頑張ったのは久しぶりだし、結構疲れちゃったよ」

トール「でも意外ですね。ルコアさんがこんなに付き合うなんて。戦いとかあんまり好きじゃないのに」

ルコア「まあ僕も君やファフニール君ほどじゃないけどドラゴンのプライドはあるからね。人類がどうなっていくのか気になるし」

ファフニール「今回は俺たちも実体付きで入れるようになっている」

ルコア「トールの援護だよ」

トール「余計なお世話ですよ」

ルコア「そうはいっても向こうにはエルマ君がいるからね。その上あの兵器もあるから、いくら君でも厳しいんじゃない?」

トール「え、エルマもいるんですか?」

ルコア「丸ごとコピーしたって言ったでしょ。エルマ君はこの世界に居るからね」

トール「抜いてくださいよ!」

ルコア「そんな微調整無理だよ。それにエルマ君はたとえ異世界に居ても君が侵略活動をしたら来るだろうしむしろ忠実に再現されているといってもいいんじゃないかな?」

トール「う、わかりました」

ファフニール「安心しろ、最初はお前ひとりにやらせてやる。無理そうなら俺たちが入るだけだ」

カンナ「私は?」

ルコア「君も当然入れるよ」

カンナ(っグ

小林「学校は行かなくていいの?」

カンナ「あ、……でもやりたい」

トール「まあ学校帰ってからやらせてあげますから」

カンナ「やったー」

小林(完全にゲーム感覚だな……すごいことやってるのに)

小林「それじゃ私は会社行ってくるね」

カンナ「行ってきます」


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