過去ログ - アンリエッタ「サイト卿をしばらくお貸し下さいまし」ルイズ「はああああぁあ!?」
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48:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:29:20.16 ID:pG2FZOCP0
デルフ「お前さんって奴は、いつも面白れぇことに巻き込まれてやがんな」

サイト「別に好きで巻き込まれてるわけじゃ……って、それより、ここはどこなんだ?デルフ、お前は本当にお前なのか?」

いつものようにカラカラと笑うデルフに、こちらもつい、いつもの調子で返してしまったが、慌ててこの白い世界と、突然帰ってきた相棒デルフリンガーについて尋ねた。
以下略



49:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:33:26.25 ID:pG2FZOCP0
咎めるようなその口調に、サイトは戸惑いながらも、自分の置かれた状況を説明する。

サイト「いや、俺は聖戦の後、ルイズと結婚したんだよ。だから、今のこの状況は、いわば不倫であってだな……」

デルフ「はっ!相棒……お前さん、いつからそんな腑抜けになっちまったんだ?結婚だとか理由つけて、結局びびってるだけなんだろ?」
以下略



50:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:35:39.89 ID:pG2FZOCP0
アンリエッタ「あの……?」

サイト「え?ここは……?」

気がついたら目の前に心配そうにこちらを覗きこむアンリエッタの姿があった。
以下略



51:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:37:29.73 ID:pG2FZOCP0
アンリエッタとの初夜に始まり、それからひと月余りに渡って繰り広げられた情事の詳細については、その場に立ち会ったメイドのシエスタにより、日記という形で克明に書き記された。

『伯爵付きメイドが見た地下室の夜』

と、名付けられたその日記によると……
以下略



52:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:39:38.34 ID:pG2FZOCP0
タバサ「……触って」

サイト「あ、うん」

こちらの手を取り、こてんと小首を傾げ、そんな願いを口にするタバサに、サイトはもう、どうしようもなくなって、こくんと頷く。
以下略



53:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:42:55.78 ID:pG2FZOCP0
その次の夜はティファニアの番だった。

ティファニア「よ、よろしくお願い致します!!」

サイト「こ、これはこれはご丁寧にどうも。こちらこそ、よろしくお願いするでごさる」
以下略



54:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:46:18.53 ID:pG2FZOCP0
さて、そのようにして一巡し、それでは3日目は最初に戻ってアンリエッタかと言うと、そうでもなかった。

アンリエッタの強い希望と、その他2人の同意もあり、それからは3人一緒に酒池肉林が繰り広げられたのだ。

ルイズ「一対一ならともかく、みんなで一緒になんてそんなのダメ!!」
以下略



55:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:50:45.23 ID:pG2FZOCP0
シエスタ「それではお洗濯をして来ますので、サイトさんのこと見てて下さいね」

アニエス「わかった。我が主君の粗相……誠に申し訳ない」

シエスタ「いえいえ!お互い様ですから!」
以下略



56:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:53:13.47 ID:COONY6LyO
ノボル成仏しろ


57:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:53:57.25 ID:pG2FZOCP0
アニエス「そ、その声はまさか!?」

デルフ「ほう。さすがに剣士の嬢ちゃんは踏んできた場数が違うねぇ。お察しの通りだ」

即座にこちらの正体を看破したアニエスの察しの良さを、デルフはカラカラ笑って賞賛した。
以下略



58:名無しNIPPER[sage]
2017/03/13(月) 02:58:52.78 ID:pG2FZOCP0
アニエス「は?」

言ってる意味がわからずに、間抜けな声を上げるアニエスに、デルフは畳みかける。

デルフ「あんただって、毎晩毎晩、人のあられもない姿を見せつけられて、さぞ溜まってんだろ?だから、ここらでスッキリしちまえよ」
以下略



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