226: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 00:55:49.34 ID:+1ZXwpoq0
アサギ「新たな敵、ですか?」
ナレイン「そうなるかもしれないし、そうならないかもしれない。現在、このシュリーナガルの世界樹の力を借りて、アルタイルへと極秘に接触を図ろうとしているところだ」
イズル「接触って、どうやって?」
227: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 00:57:28.58 ID:+1ZXwpoq0
ガチャ
エメリー「そういう人たちのことを、『エスペラント』って言うの」
イズル「君は……? あ、おととい、基地で僕らを見てた……!」
228: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 00:59:17.94 ID:+1ZXwpoq0
ミツヒロ「別のミールのフェストゥム…まさか、昨日の…!」ハッ
ナレイン「そうだ。あの見たこともない巨大なフェストゥム…やつもまた、我々の対話を妨害しようとしている敵の一派であろうと見られる。昨日の集団にしても、やつがここへと攻めるために集めたのだろう」
ミツヒロ「狙いはエメリーやアショーカ、ですか」
229: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 01:00:04.80 ID:+1ZXwpoq0
ナレイン「それを見越して、私とエメリー、それにMJPのシモン司令とで協議し、他の方法を見つけることにした」
イズル「シモン司令と?」
ナレイン「そうだ。…残念ながら、エメリーの力では妨害を破ってアルタイルとの交信はできない。それ以上の力を持つエスペラントの協力が必要となる」
230: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 01:01:29.62 ID:+1ZXwpoq0
イズル「Dアイランド……?」
ナレイン「そうだ。フェストゥムとの戦いにおいて、連合の歴史では語られていない、影の立役者。彼らなくして、我々はここまで戦えていなかった」
ビリー「僕たちのファフナーの原型や、それにマカベ因子を提供してくれたところだよ!」
231: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 01:02:31.60 ID:+1ZXwpoq0
ナレイン「とにかく。そのDアイランドは、連合とは別に独自でフェストゥムとの対話を目指して活動しているらしく、我々も存在は知っているが居場所までは知らない」
ケイ「それじゃあその島に行くこともできないのでは…?」
エメリー「いえ、さっき話したエスペラント…ミワって言う名前なんだけど、彼女と私、あの世界樹を通じて話すことができるの。細かい場所なら、たぶん、近付けば分かると思う」
232: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 01:03:26.65 ID:+1ZXwpoq0
ガチャ
スズカゼ「――私たちも、ナレイン大将たちの旅に同行することになったのよ」
イズル「スズカゼ教官!」
233: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 01:04:16.94 ID:+1ZXwpoq0
ミツヒロ「あの、ナレイン司令。俺たちが呼び出された理由は…」
ナレイン「当然ながら、あの巨大なフェストゥムは、我々が動けばその目的に感づいて、いずれは追ってくることだろう。護衛が必要となる」
ビリー「ってことはもしかして…!」
234: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 01:04:55.70 ID:+1ZXwpoq0
イズル「ミツヒロ? どうかしたの?」
ミツヒロ「いや、何でもない。…ということは、まだ当面は共に戦う仲間というわけだな。よろしく頼む、イズル」スッ
イズル「うん! よろしくね、ミツヒロ!」ギュッ
235: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/31(金) 01:06:13.05 ID:+1ZXwpoq0
スズカゼ「……」
ナレイン「昨日のことなど嘘のような笑顔、などと思っているのかね?」
スズカゼ「……分かりますか」
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