過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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名無しNIPPER
[sage]
2017/03/14(火) 06:55:47.29 ID:q99gSoWJ0
まゆにそう指摘されて、Pは口を噤んだ。
その事を指摘されてしまえば、Pは何も言い返せなかった。
「な、何で、まゆがそれを……」
「あれ? プロデューサーさん、知らなかったんですか?」
意外だとそう問い掛けるのはまゆ……では無く、智絵里だった。
私は知ってましたよ、という表情でPを見つめている。
「智絵里は……知ってたのか?」
「もちろんです。だって、まゆちゃん……プロデューサーさんの携帯に、盗聴器を仕掛けてますから。あの時の会話は全部、筒抜けでしたよ?」
智絵里はクスクスと笑い、光が消え失せた暗い瞳でまゆを見る。
「そうだよね、まゆちゃん?」
そしてまゆに同意を求める様に、そう言った。
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