過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/03/17(金) 06:01:37.75 ID:Gy0YlUfS0
図書館カフェとは文字通り、図書館とカフェが融合した施設の事である。
基本的には図書館内は飲食禁止の所が多い為、そう考えると珍しい施設だろう。
「実は以前から文香さんにそこに興味があると言われてまして。ですが、一人で行くのはどうも不安みたいなので……この機会に、お返しも兼ねて付き添おうと思っているんですよ」
「それって……ただのデートじゃあ」
「デート? いえ、とんでもない。そんな大層なものではありません」
Pの言葉にSは手を横に振り、否定する。
「そもそも文香さんと僕はそういった関係では無いですから、その範疇には当てはまりませんよ。ただの付き添いですしね」
「……その認識が、いつまで保てるんだろうなぁ」
Sの発言を聞いたAは二人に聞こえない程度の声音で、そう呟いた。
AがSを見る視線は少しばかり、憐みの色に染まっている。
彼にはSの周りに起きている事の全貌が、何となくではあるが見えているからだった。
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