過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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6:名無しNIPPER[sage]
2017/03/14(火) 06:44:16.00 ID:q99gSoWJ0
近づく程に広がっていく窓の外の光景。


それはまさに、絶景と言ってもいい光景であった。


ホテルの最上階に近いこの一室から見下ろせる景色。


ネオンに照らされた都内の街並みは、幻想的とも思えてしまう。


「ここの部屋……まゆの為に、予約してくれてたんですよね?」


まゆがそう問い掛けると、Pは黙ったまま首肯して答えた。


「こんな立派な部屋……きっと高かったんじゃ……」


「そんな事は無いさ」


Pはまゆの言葉を否定すると、窓際にて佇むまゆに近づく。


そしてまゆの右肩にそっと手を乗せると、


「まゆが喜んでくれるのなら、安いものさ」


と、歯を見せる様にPはニカッと笑い、そう言うのだった。





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