過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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62:名無しNIPPER[saga]
2017/03/25(土) 21:39:25.07 ID:LO8MrscR0
事務室の出入り口の扉が開き、中にへと入ってくる人影。


Aがそこにへと顔を向けると、扉の近くにはAが担当するアイドルの一人、橘ありすがそこに立っていた。


「お待たせしました、Aさん」


そして席を離れようとするAをそう言って呼び止めた。


「おう、ありす。ようやっと来たか。待ちくたびれたぞ?」


「すみません。仕度に少し……手間取ってしまって」


申し訳無さそうに目線を下げ、俯きつつありすはAに向けてそう言った。


そんなありすの姿を、Aはジッと見つめて観察する。


今日は平日の為、ありすは数時間前までは学校に行っていたはずである。


けれども、目の前にいるありすは学校に行っていた様な恰好をしていない。


要するに、お洒落をしているのだ。


チョーカーや指輪といったAがありすにあげた装飾品を身に着け、綺麗にめかし込んでいるのである。


服装も、普段は見ない様な気合の入ったもので着飾っている。


それを見れば、仕度に手間取ったのも十分に頷けた。





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