過去ログ - 緒方智絵里「私の特別な、あの人からの贈り物」
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78:名無しNIPPER[saga]
2017/03/29(水) 06:54:47.84 ID:6j4QnxqB0
それからもう一つ。自分の身内に対する繋がりである。


Sが逃げられない様にする為、文香は身内……自分の叔父を利用した。


『彼と会って話して欲しい』と、まるで自分の恋人を紹介する様に叔父に告げた。


対してSには『叔父が自分の活動に疑問を持っている』と伝える。


それぞれに違う内容で伝えたのなら、普通は話は噛み合わない。


しかし、何故だか話は成立してしまう。そうなる様に文香が誘導したからだ。


結果として、Sは『心配や不安はあるでしょうが、文香さんは責任を持って僕が導きます』と叔父に告げ、叔父もSのその言葉に安心する。


文香の思い描いた描いた通りの結果となったのである。


こうして着実と、Sの知らない所で、外堀は埋まりつつあった。


その事実に、Sはまだ何一つ、気づいていない。





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