過去ログ - 三船美優「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:17:41.30 ID:Yk9lZ5Aq0
アイドルマスターシンデレラガールズの、三船美優さんのお話です。

欝々とした暗い話です。最低な人間しか出てきません。なので、少しでも不快に感じたらすぐにブラウザバックをお願いします。

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2:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:18:06.43 ID:Yk9lZ5Aq0
「ん……」

 偽りの、仮初の幸せから現実に戻された時、隣に彼は居ませんでした。

「……もう行ってしまうんですか?」
以下略



3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:18:48.64 ID:Yk9lZ5Aq0
「……少し聞いてもいいですか?」

「なんですか?」

 あと少しで良いんです。ほんの少しだけ貴方と一緒に居たくて、私は聞いてはいけない事を聞いてしまいました。
以下略



4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:19:19.73 ID:Yk9lZ5Aq0
「では、俺はこれで」

「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」

「……」
以下略



5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:19:59.81 ID:Yk9lZ5Aq0


「おはようございます……」

 私が事務所に遅刻せずに行くと、そこには既にちひろさんと一緒に忙しそうに仕事をしているプロデューサーさんの姿がありました。
以下略



6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:21:09.32 ID:Yk9lZ5Aq0


「あ、あの……もしかして、私遅刻してしまいましたか……?」

 車内の沈黙に耐えかねて質問してみました。昨日のうちに聞かされていた時間通りではあったのですが、本来なら事務所で軽く打ち合わせをするはずの予定が、移動中の車内で行うことに変更になったんです。
以下略



7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:21:48.86 ID:Yk9lZ5Aq0
「以前、お約束したはずです。いつどこに誰の目があるかわからない世の中です。注意してください」

「はい……」

 私とプロデューサーさんの関係が始まった夜に約束をしたんです。名前で呼ぶのはプライベートの時だけ、仕事にプライベートは持ち込まないって。
以下略



8:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:22:25.98 ID:Yk9lZ5Aq0


「ふぅ……」

「お疲れ様でした」
以下略



9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:22:59.33 ID:Yk9lZ5Aq0
「わかりました。では、シートベルトをお願いします」

「はい」

 朝と同じように沈黙に包まれる車内。朝と違うのは沈黙を破ったのがプロデューサーさんの方でした。
以下略



10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/14(火) 20:24:18.48 ID:Yk9lZ5Aq0


「お疲れ様です……?」

 ある日の事です。その日はオフだったので数日前にPさんと会えた事を思い出しながら溜めていた家事をしていた時でした。
以下略



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