21: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/03/15(水) 19:47:09.38 ID:Qi96ojuPo
聖騎士「しかし、あれですねえ」
聖騎士「たった5人でこんな最果てまで、よく来れましたねえ」
戦士「確かに、最初は不安や戸惑いもあったが」
戦士「神託によって選ばれたのが私たちだ。これも必然かもしれん」
賢者「まあ、何にしても僧侶の蘇生魔法あってのことだがな」
勇者「たしかにそうだな、俺や聖騎士、戦士のような剣士は替えがきくが」
勇者「蘇生魔法を扱える術者は極端に少ない、まさに僧侶のおかげだな」
僧侶「えへへ///必死に勉強した甲斐があったよ」
蘇生魔法
読んで字のごとく、生を甦らす魔法
禁忌の魔法
教会は長らくこの魔法の使用を禁止してきた
当然と言えば、当然だ
人は生き、死ぬからこそ生の有難みを知る
教会は生きる道標を与える場所
死からの解放は教会の存在意義を揺らがせるからだ
だいたい、みんなが永遠に生きていたら
国の人口が大変なことになる
だが、教会には常に一定数の蘇生魔法を扱える者がいる
それは、神からの啓示
神託に応えるためだ
『この者、死すには早し』
時折、降りる神託によって
蘇生魔法の禁は解かれる
そして、その恩恵は俺たち勇者パーティーにも、もたらされた
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