61: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/03/19(日) 09:38:59.85 ID:F7eDzwX2o
賢者「・・・ああ、やっと帰ってこれた」
僧侶「・・・頭がくらくらする」
戦士「・・・もう、大丈夫だ・・・勇者・・・」
勇者「!!」
勇者「おかえり!みんな!!」
勇者「魔王!お前は間違いなく成功したよ!感謝しきれないぐらいだ!」
勇者「さて、魔王!仕切り直しと行こうか!」
勇者「俺が狂わなかったのは誤算だろうが、お前が望んだ人間との最終決戦だ!」
魔王「まあ、まて勇者。お前の仲間たちはまだ意識がはっきりとしていないようだぞ」
魔王「もう少しだけ、話をさせてくれ」
勇者「いったい何なんだお前は!?」
魔王「言ったろう?私はおしゃべりなんだよ」
魔王「私が望むのは万全の貴様らとの闘い。そのためには努力を惜しまない」
魔王「現に、この魔王城には一切の魔物を遠ざけてある」
魔王「この世界に来て、勇者の存在を知って以来」
魔王「私は貴様らが十分に経験を積むのを待った」
魔王「とある国に私の狂気をまき散らしたこともあったなあ・・・」
勇者「風の国・・・やはり貴様が・・・」
魔王「魔物達は獣の姿をしたものが多いからな、人の形をしたものを貴様らが斬れるか」
魔王「ちょっと試しただけさ」
魔王「だが、あれで貴様らが正気を失うのは予想外だったよ・・・」
魔王「まあ、それも解消されたがな・・・」
魔王「・・・・・さて、そろそろ始めようか」
魔王が、ゆっくりと優雅に剣をぬく
魔王「全身全霊をもってかかってこい!勇者達よ!」
勇者 戦士 賢者 僧侶 「「「「 応! 」」」」
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