過去ログ - 白銀「性転換ライト2!安価もあるよ!」【ニューダンガンロンパV3】
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595:名無しNIPPER
2017/03/27(月) 20:15:03.94 ID:tmMU7Bog0
「え? あの! 殺し合いって……それに、特殊能力ってなんですか!?」
「はっ、質問は最後にまとめてしやがれってんだやかましい」

 さらに天海が畳み掛けるが、それを言い切るが前に、イカメンが遮った。金髪を持つ彼の獰猛っぷりは、サバンナでライオンとタメを張るに違いない。

「桐生様のおっしゃる通りにしていただけると私もありがたいですー!」

 そこにはマスターも同調し、天海はストンとイスにカムバックするしかなかった。どうやら今すぐ野生に放つべき猛獣は、桐生というらしい。
 下を向いたまま座った天海に、テーブル上にある用紙が目に入った。自分の名前を含む10の名前が書かれ、隣に顔写真が貼られている。それがゲームの参加者名簿だと理解するのに時間は要さなかった。
 確認すると、桐生京我、という名が書かれており、目を合わせてはいけない猛獣の名前が分かった。

「……」

 天海は一度顔を上げると、相変わらずのキリっと顔で腕組みをする女性を見やる。天海が玄関で出会った奇抜女性だ。こちらは、秋山みなね、というようで、天海はここで初めて会ったプレイヤーだからか、どうも気になっていた。

「さーて早速、ゲームのルールを説明したいところなんです、が! 汐音様、汐音妃乃様! 私の話、聞いているのですかー!? 先程から全くこちらをご覧いただけていないようなのですがー!」
「……」

 汐音と呼ばれる、とにかく強調する女性らしい部分を持つプレイヤー。同じく目立つ金髪ロングや小奇麗なメガネを弄ぶだけで、マスターの呼びかけがまるで聞こえていないような素振りだ。


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