過去ログ - 白銀「性転換ライト2!安価もあるよ!」【ニューダンガンロンパV3】
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679:名無しNIPPER[sage]
2017/03/28(火) 11:13:03.95 ID:V7C+ZicP0
のプログラムに巻き込まれてからというもの、俺には心の拠り所というものがとても少なかった。信じれば裏切られ、信じたものを裏切り、心からすべてを預けられた瞬間なんて、せいぜい『俺の名』で約束したあの時くらいだった。だからこそ、そのためにすべてを犠牲にしてでも生き残ろうと決意した。だけど愚かな俺はそのまま心を凍らせることも出来ずにまた心を動かされて立ち位置を見失い、結局中途半端な気持ちを抱えたまま何度も15歳限定の墓場に放り込まれている。

判っている。自分が何に渇望していたのか。
生きること、約束を守ること、そんなことじゃなかった。

俺は、俺の存在を、欲してもらいたかったんだ。

俺じゃなきゃ出来ないこと。俺を求めているということ。
それらはひどく甘美で―― そのためなら何でも出来そうな気がした。


もちろん、彼女に対する猜疑心がすべてなくなったわけではない。他人をありのまま受け入れ信用するという純粋な気持ちは24回の殺し合いのうちにすっかり殺ぎ落とされてしまっていたし、彼女の本心すべてが彼女の口から吐いて出たとは思えない。―― それでも。

左側に静かに立つ、俺より頭半分ほど背の低いほくとに視線を投げる。彼女がその俺の動作に気付いて顔を上げ、屈託のない子供のような顔で俺に笑いかけた。


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