過去ログ - 【アマガミ×物語シリーズ】森島はるか「はるかドッグ」
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15: ◆Gh4KnxEqTvCH
2017/03/17(金) 00:52:43.30 ID:9SPDl3p50

羽川「そうそう、江戸時代の人面の動物に件って言うのがいてね」

阿良々木「けん、じゃないだろうから…くだんか?」

羽川「うん、私今そうやって発音したんだから読み方がわからないネタしないでね…」

阿良々木「その、件ってやつはどんな怪異なんだ?」

羽川「件は人の顔に牛の体っていう見た目で、大災害や飢饉の前に何処かの牝牛から生まれてきては、これから起こるそういった出来事を予言して間もなく死んでしまう、という怪異なんだけど」

阿良々木「人面で、予言…」

羽川「そう、人面犬が言った大事なことももしかしたら、予言のたぐいなのかもしれないわね。どちらも、もしかしたらただの突然変異がたまたま人の顔に見えただけかもしれない。けれど阿良々木君、こうも考えられないかな?」

阿良々木「こう…?」

羽川「怪異の噂が広がるのが動乱の時代、というのを転じて、動乱の前に現れた怪異がいたという噂が広がった。となると、その中の怪異の一つに、予言を授けてくれた怪異がいた、と少しずつ後付け後付けで、遡って設定が作られても不自然な話じゃないと思うけど」

阿良々木「説明付のための怪異ってやつか。まあ、不自然っていうか超自然って感じだけれど。けれど羽川、それにしたって僕の住んでる街はおろか、おそらく県内だってそんな動乱と呼ばれるようなことは起こってないぜ」



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