過去ログ - 伊織「誰もガブリエルを見ていない」
1- 20
5:名無しNIPPER[sage]
2017/03/16(木) 21:04:28.78 ID:1J1zI4/10
熱のある美希はドアの隙間から、こっちもどうしたらいいのかわからないのか、ぼんやりと私を見下ろしていた。
その、赤い顔。薄い緩んだ唇。エメラルド色の瞳。
私は頼まれた書類を握りっぱなしだったのを思い出し、

「これ、次の生っすかの台本。あいつが無理はしなくてもいいけれど、一応確認しておいてくれって」

私の言葉を聞くと美希はスッと部屋の中に引っ込んでしまった。
私に持ってこいってことね。いい度胸じゃない。
私も美希にならうように暗い部屋に足を踏み入れる。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
15Res/7.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice