過去ログ - 【ガルパン】マタニティ・ウォー! 最終章
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55:KASA[saga]
2017/03/20(月) 20:29:41.12 ID:8wl7wHa6O
■236日目
深夜。
腹の中でボコボコ動かれて目が覚める。

みほ「君は元気がいいね〜」

睡眠不足にちょいと悩み始める。
子宮がおっきくなったせいか、オシッコがとっても近い。
でも、元気でいてくれてうれしい。

私に似ず、明るくて活発な子に育ってくれるといいな。
ナカジマさんとホシノさんの遺伝子ちゃん、頑張って。




■237日目
ちょっと体が重い、という言い訳で、一日中家でゴロゴロ。
平和。
猫飼いたいなぁ、とかと思う。他特になし。




■238日目
夢をみる。

あのつくばの人類医学研究所で、みんな無事にそれぞれ赤ちゃんを産んだ。中庭の池のほとりで、それぞれに赤ちゃんを抱きながら、皆で一緒におしゃべり──。
そこで目が覚める。起きてからも、はっきり覚えてる。うれしくて、すこし、哀しい。
もう一度ねようと思うけど、なんだか寝付けない。
まだ午前三時なのに。
しばらく外の景色を眺める。
市街エリアのはずれの丘の、静かな一軒家。そこから眺める、黒森峰の静かな夜。
この子は、どこの学校に通うのだろう。
普通の子とは違うから、学園艦には乗れないのかな。




■238日目
そど子さんと麻子さんがきた。
おばあちゃんと三人での九州旅行。その途中に立ち寄ってくれた。

二人の間にはキスもエッチもないけれど、それでもやっぱり、二人で行動することは多くなったそう。

私の赤ちゃんの父親の一部は、この二人の子供。だから、そど子さんと麻子さんが仲良しな様子をみてると、なんとなく嬉しい。



だけど、麻子さんの発言が──私をひどく、ぎくりとさせた。

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麻子「西住さんのパパは誰なんだろうって、よく考える」

みほ「あー……う、うん……」

(みほパパ達についての情報は、研究者間と西住家以外の人間には完全シャットアウト(エリカさん、準養子なのでギリギリセーフ→しほが押し通した)漏れたとしても宇宙人と同列のサブカルネタとして世見にはコケ下ろさせましょう。そうして研究は秘匿しましょう。明るみにだしたら必ずやかましい倫理批判にさらされる。研究したい人達、戦車道を復興させたい人達、批判にさらされたくないお上、皆にはヒミツにしておきたいみほ、みんなの利害が綺麗に合致→トップシークレットへ。)

麻子「時々バカなこと考える。もしかして──その子のパパは、流産してしまった子供のうちの誰か、なのかもしれないって……」

みほ(──!?)


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