過去ログ - 【ガルパン】マタニティ・ウォー! 最終章
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85:KASA[saga]
2017/03/23(木) 18:47:17.06 ID:nC3puLwv0
PM2:40
お母さんはほうぼうとの連絡打ち合わせへ。お父さんは各種事務手続きへ。それぞれ奔走してくれている。

代わりに病室へは、お姉ちゃんとエリカさんがいてくれた。

お姉ちゃんは、私の身体を抱いて、何度も何度も頭をなでてくれていた。

エリカさんは、各学園のみんなのために、何度も何度も電話をかけ続けてくれた。
今は難しい状況なこと、一言二言なら、電話を替わるから、声をかけってあげてほしいということ。ひたすらに電話をかけ続け、何度も何度も、説明を繰り返してくれた。

みほ(体が痛い……)

筋肉筒で全身が痛い。それと、お腹が急にへこんでしまったことに、恐ろしい違和感がある。お腹がへこんだのに、あの子がいない。いったいあの子はどこにいってしまったんだろうと、時折、発作的に混乱する。
それと出産の時に、会陰が浅く裂傷をした。陰部と肛門が表層で繋がってしまっている。何針かぬうはめになったし、排便にはかなり苦労するといわれた。そんなふうに私の身体はボロボロになっている。それなのに、こんなにまでに頑張ったはずなのに、私は、あの子をしっかり産んであげられなかったのだろうか。赤ちゃんの青白い顔を思い出すと、背筋がぞっとする。
 涙があふれてきて、そんな私を、またお姉ちゃんが慰めてくれた。





PM11:30
なかなか寝付けない。
どうしてあの子を普通の赤ちゃんとして産んであげられなかったんだろう。
昼間からずっと抱いている後悔や悔しさが、少しも頭から消えない。






■2日目

一日安静にしているようにと、お医者様に言われる。

ベッドに横になっていると、やはり体は疲労していたようで、何度も何度も浅い眠りに落ちる。

けれど眠りに落ちるたびに──

「赤ちゃんの目が覚めたよ!」

そんな夢をみてしまい、何度となく、ぬか喜びを味わわされた。


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