過去ログ - 渋谷凛「水風船のように」
1- 20
15:名無しNIPPER[saga]
2017/03/17(金) 12:40:16.09 ID:1HyDqIB70



 思っていたよりも、河川敷で花火を待つ人は少なかった。

「この辺りかな……綺麗に見えるんだ。お父さんに教えてもらった」

「そうなんだ。ふふっ! 仲が良いのね」

 そう言って奏は、草むらにスッと座り込んだ。

「汚れちゃうよ」

「気にしないわ。帰ったらすぐに洗濯するし。凛も今日は泊まるんでしょ?」

「そりゃあ、泊まるつもりだけど」

「なら、ほら」

 促されて、私も奏の横にしゃがみ込む。

「ねえ、見て?」奏がそらを指差した。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/14.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice