過去ログ - ('A`)が深海棲艦と戦うようです
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30: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/18(土) 19:29:07.67 ID:KLK+D78IO
(メ;'A`)「ええ……部下兼友人がガチモンのトリガーハッピーだった…長いつきあいで初めて知ったんだけど」
ξ;゚听)ξ
('A`;)「ってうおっ!?」
自分の部下が明後日の方向へと旅立ってしまった瞬間を目撃して呆然としていたら、いつの間にか足下のハッチが開いていた。
車内から顔を覗かせるのは、いかにもフランス女な金髪巻き毛。
ただ、存外年は若い。俺と同い年か、下手したら更に下か。友軍車両の全滅でパニックにでも陥っていたのか、眼は泣きはらしたように赤い。
フランス軍が絶望的に人材不足なのか、或いはこいつが飛び抜けて優秀だったのか。
できれば後者を希望するが今は贅沢を言ってられない。
(#メ'A`)<アンタ英語は出来るか!?>
ξ;゚听)ξ<す、少しなら>
(#メ'A`)<前方のイ級を仕留めたい!協力してくれ!!>
ξ;゚听)ξ<……解ったわ>
少しだけ間はあったが、まさかの二つ返事とはさい先がいい。今は本当に1秒でも時間が惜しい。
('A`)<名前は>
ξ゚听)ξ<ツン。ツン=デレ>
('A`)<ツン、車内で機銃手は?>
ξ゚听)ξ<……さっき深海棲艦機の機銃掃射で死んだわ>
('A`)<解った。俺が動かす>
ξ゚听)ξ<任せた>
双方最低限の単語を使っての会話だったというのもあるが、期待以上に迅速に決めごとが済んだのは僥倖だ。俺は機銃座に座りながら手招きでティーマスを呼ぶ。
( <●><●>)「貴方が随伴歩兵を集めるように言うと解ってました」
('A`)「………中尉経由で昇給を交渉してみるよ」
生き残っていた20名ほどのドイツ兵を連れて戦車の傍についた友人兼部下を前に、俺はそう言って肩を竦めるしか無かった。
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