過去ログ - ('A`)が深海棲艦と戦うようです
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35: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/03/18(土) 21:54:51.45 ID:3Rgr7MqQ0








( ><)「─────上空敵編隊、攻撃態勢!!」

深海棲艦の奴等に動きがあったのは、本部との通信を終えてからきっかり20分後。第1波の増援として、ゲパルトとレオパルド2各一個小隊が随伴歩兵とセットで此方と合流した直後だった。

これ以上の戦力増強を許しては、本格的にリスボン制圧が難しくなるという判断だろうか。HelmとBallが、文字通り空から“降って”きた。

《Feuer!! Feuer!!》

《一つ一つを狙おうと思うな!大きな塊の中に火線を突っ込ませるイメージで撃て!!》

4両のゲパルト───ゲパルト自走式対空砲が唸りを上げる。火線が空で交錯し、貫かれた何機かのHelmが錐揉みしながら四方八方へ墜落する。

(#゚д゚ )「よく狙え、撃て!!」
  _
(#゚∀゚)「いいか、撃墜までする必要は無い、とにかく車両への攻撃を絶対にさせるな!!」

ゲパルトの火線をかいくぐって迫ってきた個体には、随伴歩兵の弾幕射撃がお出迎えだ。それにしても軽機関銃を基幹として装備を揃えてくるとは、HQもなかなか話がわかる。

( <●><●>)「敵艦載機隊、後退。当方損害、至近弾数発のみで損傷・撃破車両共に0」

(*><)「此方の戦果、撃墜18、撃破7、損傷10!大戦果なんです!凄いんです!!」

\おぉー!/

ビロードが子供のように飛び跳ねて歓喜を露わにし、それに一部の兵が追従して歓声が上がる。言葉が通じないフランス兵の生き残りも、手応えで自分たちが深海棲艦機を圧倒していたのは解るのだろう。どこか誇らしげに互いを賞賛しあっている。

だが、俺やミルナ中尉は逐一脳の回転を止めている暇が無い。


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