過去ログ - 上条「安価で」 舞夏「命ずる」 ルチア「その命、神に返しなさい!」
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969:名無しNIPPER
2017/04/06(木) 22:47:08.91 ID:VcevlkfY0

私・・・クラスメイトを殺したくなかった。


でも、私は殺してしまった。


大切な人を守るために・・・殺してしまった。


私は、これからどうすればいい・・・?








〜10〜 『人を[ピーーー]ということ』






「・・・この人殺し!悪魔!!絶対・・・殺してやる!!!」

由香里はそれを捨てゼリフにし、逃げていった。

しばらく、沈黙が続いた。
北野翠(女子08番)は、ショックで動けない太田香苗(女子05番)に近づいて、座らせた。

「香苗、大丈夫?」
「私・・・殺しちゃっ・・・た。」

銃を持つ手が震えている。

「でも、香苗が助けてくれなかったら、私・・・。」
「翠・・・。」

翠の言いたい事は大体わかった。
でも、翠もクラスメイトを殺してしまった。

私と同じ気持ちなんだろう・・・。

「今は、ここを離れよ。さっきの銃声で気づかれたら、次は絶対に殺される・・・。」

翠と香苗は、恐怖と不安を感じていた。
のんびり話し合っている暇はないだろう。

「う・・・ん。」

翠は香苗をおぶって、また走り出した。








「今、銃声聞こえなかった・・・?」

朝倉あゆみ(女子01番)が不安を抱えて聞いた。

「誰か、この林にいるのかも・・・。銃声の音からすると、近い・・・。」

越坂部理緒(女子06番)が、焦って言った。

「とにかく、ここから離れよっ。さ、早く!」
「う、うん!」

さっきのように、理緒はあゆみの手首を掴んでまた走り出した。

【残り37人】


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