過去ログ - 【ナイトウォーカー】
1- 20
13: ◆Gu2PKe2e2KDP[saga]
2017/03/22(水) 21:28:04.65 ID:SGDF0NS3O
取り合えず、適当な駅で降りた。
家を出たときには夕暮れだったのに、辺りはすっかり暗くなっていた。
そこそこ都会な所に降りたので、まだ街は賑やかで少し安心した。


以下略



14: ◆Gu2PKe2e2KDP[saga]
2017/03/22(水) 21:30:14.39 ID:SGDF0NS3O
もうすっかり冷静になった頭で、自分は馬鹿だと思い知った。
携帯はさっきからガタガタなっている、きっと母だ。一人娘が夜中になっても帰ってこないのだから心配だろう。

空回ってる自覚はあったが、それでも電話に出ることが出来なかった。

以下略



15: ◆Gu2PKe2e2KDP[saga]
2017/03/22(水) 21:30:41.54 ID:SGDF0NS3O
-3-


16: ◆Gu2PKe2e2KDP[saga]
2017/03/22(水) 21:32:01.14 ID:SGDF0NS3O
終電で、元の駅まで戻った。結局ハンバーガーは口にしないまま乾いていた。
こっそり帰ればバレないかなと現実逃避しながら家まで向かう。


歩き慣れた帰り道を辿っていくと、自分の家の玄関が明るいことに気づいた。人影もある、きっと母だ。
以下略



17: ◆Gu2PKe2e2KDP[saga]
2017/03/22(水) 21:35:07.89 ID:SGDF0NS3O
「良かった...良かったぁ....」
母は泣いていた。そして私を優しく抱き締めてくれた。

私は自分がどれだけ愛されていたかを感じた。
自分を愛してくれた母に心配をかけたことを、さらに悔やんだ。
以下略



18: ◆Gu2PKe2e2KDP[saga]
2017/03/22(水) 21:37:50.69 ID:SGDF0NS3O
「良いのよ、良いの」

何かを言おうと必死になる私を母はそう言って撫でてくれた。
私は黙ってその腕に甘えた。

以下略



19: ◆Gu2PKe2e2KDP[sage saga]
2017/03/22(水) 21:39:42.47 ID:SGDF0NS3O
以上です。
依頼出してきます。

しつこいようですがつまらなかったらそれは作者の技量の問題なので是非本家を聞いてみてください。


19Res/4.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice