過去ログ - 【ミリオンライブ】   「終わらない物語の続きを」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/23(木) 02:48:10.01 ID:rKGMS/Co0

     ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




『突然呼び出して済まないな。俺としても、もっと穏やかなやり方がよかったんだが』

『生憎と俺は神様だとか宇宙人とかじゃない、ただの人間なんだ』

『あんたの意識を一点に集中させるには、ああいう方法しか思い浮かばなかったんだよ』


いきなり現れ、よく分からない言い訳を始めたP頭(取り敢えずそう名付けておく)を、俺はぽかんと見ていた

先ほどのこいつの口ぶりからすると、ここは・・・・・・・夢、ではないのだろうな

ここに来る直前の事を俺ははっきりと覚えていて、五感も確かに働いている

これで夢だったら、明晰夢なんてレベルじゃない

この状況も、俺なんかには理解できない何かによるものなんだろう。考えるのも面倒だ

それでも、一つだけ


「・・・・・なあ、ちょっと聞いてもいいか」

『お、ようやく喋ったな。いいぜ、俺が答えられる事なら何でも答えてやる』

『たださっきも言ったように俺はヒトだ。どうやったらこんな芸当ができるのか、とかに関しては』

「あーいや、聞きたいのはそういうのじゃないんだ。寧ろどうでもいい」

『ほう?それじゃ一体何について知りたいんだ』

「・・・その頭は、自前か?」

『んなわけあるか。被り物だよ。声の通り方で察しが付くだろ』


そりゃ俺だって普段ならそう思うし、我ながら馬鹿を言ったとは思うさ

だけどこんな状況で、通常の思考を求めるなんて反則だろ



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