過去ログ - 百合子「間違いなくプロデューサーさんと杏奈ちゃんって私のこと好きだよね」
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1:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:38:31.51 ID:rofB8jFk0
百合子「杏奈ちゃんは私に一杯甘えてくるし、よくゲームに誘ってくるし。事務所で一番仲がいいと思うし」

百合子「アニメPVでも私の手を引いてくれたりっ」

百合子「それにアイドルとして知り合うよりも前からネトゲのフレンドだったなんて、まさに運命! 杏奈ちゃんが私を好きになっちゃうのも仕方ないよね!」

百合子「プロデューサーさんも私のワガママに付き合ってくれたり、それでいて私が暴走しちゃったときは必ずフォローしてくれる」

百合子「まさに夫婦! 間違いないよっ、プロデューサーさんは私のことが好き!」



ロコ「…………それで、やけにハイテンションなユリコはなんでそれをロコにスピークしたのですか?」

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2:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:39:43.71 ID:rofB8jFk0
百合子「実はね? 昨日恋愛小説を読んでいたんだけど、その内容が一人の男を巡って二人の女が愛憎入り混じったドロドロな奪い合いをするっていうストーリーだったんだけど」

百合子「でも、その男は面白いことに二人からの好意に全く気付いていない鈍感な人間なの」

ロコ「ユリコのいうその本を読んでないのでうまくアンダースタンドできてませんが、まあ、彼女たちにしたらたまったもんじゃないですね」
以下略



3:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:41:31.72 ID:rofB8jFk0
ロコ(百合子は今日もアンストッパブルなデイドリームを炸裂させているようですね……)

ロコ(そもそもアンナだけならまだアンダースタンドできなくもないですが)

ロコ(五十人も同時にプロデュースしてるあの凄腕プロデューサーが、公私混同して自分のアイドルにフォーリンラブなんて中々想像できません)
以下略



4:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:45:47.64 ID:rofB8jFk0
百合子「私は二人からの好意のどちらを選べばいいんだろう? けど、間違いなく言えることはどちらを選んでも今まで通りの人間関係とはいかないということ!」

百合子「もし杏奈ちゃんをとったら、プロデューサーさんが嫉妬のあまり私を干すようになり引退に追い込まれてしまうかも……」

ロコ(どうエクスプレッションすればいいのか)
以下略



5:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:48:08.06 ID:rofB8jFk0
ロコ「ユリコが都合の良いデイドリームをしているのは十分にアンダースタンドしました!」

百合子「都合の良い!? そんな、二人の私を見つめる視線は間違いなく愛が故の物だよ!」

ロコ(相変わらず百合子はオブスティネイトです)
以下略



6:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:49:32.70 ID:rofB8jFk0
ロコ(というわけで聞き取り調査のスタートです)スタスタ

ロコ(一旦カームになって考えてみるとなぜこんなことをしているのでしょうか)

ロコ(今日はミライも仕事で出ていっているので、ロコのアート活動もディスターブされる恐れもありません)
以下略



7:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:51:39.07 ID:rofB8jFk0
ロコ「アンナー! 話があるのですが!」

杏奈「ロコ…………? 杏奈に何か、用……?」カチカチ…

ロコ(ラッキーなことにアンナも午後は用事がないようで、事務所のソファでゲームをプレイしてました)
以下略



8:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:54:30.66 ID:rofB8jFk0

ロコ(アンナの食い気味なアンサーはリテラルに受け取ればほほえましいものかもしれません)

ロコ(そう、そのはずですが……)

以下略



9:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:56:05.17 ID:rofB8jFk0
杏奈「ねえ…………ロコ」

ロコ「ひぃっ! な、なにかハップンしましたか? アア、アンナ!?」

杏奈「杏奈聞きたいんだけど……」
以下略



10:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:58:42.55 ID:rofB8jFk0
ロコ(こういうことはユリコにダイレクトに言うべきですね……。反省です)

ロコ(先ほどからサイレントなアンナに謝らなければ)

ロコ「あの……アンナ、ごめんなさい。ちょっとフィーリング的になっちゃいました」
以下略



11:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 21:59:59.12 ID:rofB8jFk0
杏奈「ううううううううううううううううう…………ロコ、ずるい」ゴロン




以下略



12:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:02:44.54 ID:rofB8jFk0
ロコ(アンナは予想外でしたがプロデューサーは流石にセーフでしょう!)

ロコ(そもそもロコたちのプロデューサーはあんまりフィーリングを隠すのが得意なタイプには見えません!)

ロコ(仮にプロデューサーがユリコのことが好きだったら、真っ当にユリコをプロデュースできるはずがありません!)
以下略



13:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:04:23.01 ID:rofB8jFk0
P「恋愛対象というか、俺は百合子のことを自分の担当するアイドルとしてしか見てないぞ」

ロコ「ほうほう」

ロコ(よしこれなら――)
以下略



14:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:05:48.27 ID:rofB8jFk0
P「な、何を言う! 普通だ! アイドルを恋愛対象で見るなんてそんな社会人失格のことなんてしてないぞ!!」

ロコ「アウトです! 社会人失格っていうかノーマルにストーカーじゃないですか!」

P「ぐぅ、いや俺はただ図書館で百合子が不審者に襲われるのを防ごうと」
以下略



15:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:07:15.03 ID:rofB8jFk0
ロコ(とりあえずプロデューサーさんにはユリコへのラブを自覚してもらって、自身のアクションに気を付けてもらうことにしました)

ロコ(例のライブラリへの出禁、絶対にユリコを好きなあまりタスクに影響を与えないことなど)

ロコ(ユリコへのラブをストップしろとは言いませんでした。まあ、言ってもストップしないでしょうし)
以下略



16:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:08:52.90 ID:rofB8jFk0
百合子「……うへえ。疲れた」

百合子(今日の午後のレッスンはいつもよりハードで、文学少女たる私には少し荷が重いものでした)

百合子(そんなレッスンにも昴さんはこなしていくのでトレーナーさんも一層レッスンのレベルを上げていって…………うぅ)
以下略



17:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:10:32.39 ID:rofB8jFk0
百合子「ロコちゃーん!」

ロコ「……あー、ユリコ。レッスンお疲れ様です」

百合子「えっ、うん。ありがとう」
以下略



18:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:12:03.77 ID:rofB8jFk0
百合子「ほ、本当に?」

ロコ「ええ、トゥルーです」

百合子「ええええええええええ!?」
以下略



19:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:13:16.85 ID:rofB8jFk0
百合子(と、突然私の目の前に現れた二つの奇妙な現象)

百合子(しかし、ミステリー小説もたしなんでいる文学少女としての性なのか――私はズバリ閃きました!)

百合子(点と点でしかないはずのその二つが、私の頭の中で突然一本の線としてつながったのです!)
以下略



20:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:14:46.30 ID:rofB8jFk0
百合子(普段と違ってローテンションなロコちゃん)

百合子(そして不自然な調査結果)

百合子(この二つが導く答えは…………ロコちゃんが実際に調査したら杏奈ちゃんとプロデューサーさんが私を恋愛対象としてみてないことが当然判明!)
以下略



21:名無しNIPPER
2017/03/23(木) 22:16:51.19 ID:rofB8jFk0
ロコ「な、なんなんですかユリコ……。サドンリーにニヤニヤしだして」

百合子(オリエント急行しかり、何でも解き明かせばいいというものではありません。だから、ここはカタチにしてただ感謝を伝えるべきでしょう!)

百合子「ロコちゃん……」
以下略



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