過去ログ - 貴虎「定食!そういうのもあるのか」
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7: ◆Dm8ArSIo3MOQ[saga]
2017/03/24(金) 01:30:12.94 ID:Rn6ZwV+80
貴虎「おっと、豚汁がまだ手付かずだったな」ズズッ

貴虎(ネギにニンジン、大根、ジャガイモ…ふんだんな野菜に豚肉の旨味が味噌に溶け出している。身も心も温まる味だ)

貴虎(味噌汁ならいざ知らず、豚汁は中々口にする機会が無いものだな。体の芯から温まる心地だ…)

貴虎(そして、豚汁の余韻残るままに白米を…うむ、米と合わない筈がない!)ハムハム

貴虎(よし、そろそろメンチカツに取り掛かろう。…ナイフとフォークは、流石に無いのか)

貴虎(仕方ない、マナーが悪い気もするが箸で割るとしよう)

貴虎「…っ!?」

貴虎「な、なんて事だ!皿の上に肉汁が溢れ出してしまった!」

貴虎(くっ…!どうして俺はこういつも肝心なところで油断してしまうんだ…!凌馬も俺のこういうところに愛想を尽かせたのかもしれんな…)

貴虎(…嘆いても仕方ない。零れてしまった肉汁はキャベツに絡ませて食べるとしよう)

貴虎(…怪我の功名というやつか。美味いな、これも)モグモグ

貴虎「さて、ではメンチカツに取り掛かろう」

貴虎(断面から溢れる湯気、そこから香る芳醇な肉汁の匂い…これは不味い訳がないな)

貴虎「あふっ!はふ、はふふっ!」

貴虎「くっ…!予想以上の熱さだ、だが…やはり美味い!」

貴虎(これは特にソースとの相性が抜群だな。カツと違い肉の食感は味わえない分、肉汁がダイレクトに口の中に入ってくる)ムグムグ

貴虎「よし、一口サイズにして、こうしてご飯の上に置いて米と一緒に…」

貴虎「…これは、堪えられん…!」

貴虎「む?メンチカツも半分ほどしか無いのにまだこんなにキャベツが残ってしまっているな」

貴虎(食べ物を残してしまうのはノブレスオブリージュに反する。…よし)


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