過去ログ - 【艦これ】北方のとある鎮守府の話
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227:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:04:44.74 ID:FnyfAp71O
数日後
【鎮守府・寝室】
大和「・・・」
228:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:05:34.23 ID:FnyfAp71O
??「あ・・・大和さん。目が覚められましたか?」
大和「・・・」チラ
大和「鳳翔・・・さん?」
229:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:06:46.88 ID:FnyfAp71O
数分後
鳳翔「・・・」フキフキ
大和「・・・それで、私はどのくらい意識を失っていたんですか?」
230:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:07:20.23 ID:FnyfAp71O
鳳翔「・・・覚えていないんですか?」
大和「・・・そうですね。少し、最後の方は、記憶が混濁してて・・・」
鳳翔「・・・」スッ
231:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:08:53.40 ID:FnyfAp71O
鳳翔さんの話によれば、あの日、敵の駆逐艦にとどめを刺した私は、爆発四散する深海棲艦の爆風に巻き込まれて、全身に酷い火傷を負った挙句、沖の真っ只中に放り出されたらしい。
幸い、潮の流れに乗って流されていたところを、たまたま通りかかった船に引き上げられ、その後、無事に鎮守府の方へと送られたようだ。
全身に酷い怪我を負っており、治療できる医師も周囲にはいなかったため、なんと鳳翔さんが自ら応急手当を行なってくれたらしい。この鎮守府には救急箱の一つも無かったので、それを聞いて合点が行くと同時に、鳳翔さんには一生頭が上がりそうもないことを確信した。
232:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:09:38.36 ID:FnyfAp71O
・・・
大和「そうですか・・・ご説明、ありがとうございます、鳳翔さん」
233:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:11:52.93 ID:FnyfAp71O
鳳翔「・・・」
大和「・・・」
鳳翔「・・・」ハァ
234:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:13:32.08 ID:FnyfAp71O
バターン!
提督「大和が目を覚ましたって!?」
「「!?」」ビクッ
235:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:14:31.00 ID:FnyfAp71O
提督「あぁ!二人してなにさー!」ムー
提督「ふーん。いいよーだ。私、これからやることがあるから、少し出かけてくるもん!」
大和「やること?何ですか?」
236:名無しNIPPER[sage]
2017/04/05(水) 04:15:22.98 ID:FnyfAp71O
鳳翔「・・・では、私もそろそろ行きますね」
大和「鳳翔さん。本当に、ありがとうございました」
鳳翔「いいんですよ。私が好きでやっていることです」
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