110:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:16:17.07 ID:ha7ZcpN9o
海未(ふむ、相性はお互いに等倍。ここは素直に…)
海未「キルリア!“ねんりき”ですっ!」
『きるるっ!』
キルリアが念じると同時、エスパータイプ特有の念波動が空間をぐにゃりと歪ませながらペリッパーへと迫っていく。
同時、曜もペリッパーへと指示を出している。
曜「ペリッパー、いつもの行くよっ。“そらをとぶ”!」
『ッパァ!』
海未「む、空へ…」
曜「だけじゃないよ、よっと!」
海未「ペリッパーの羽に掴まり…自らも上へ…!?」
キルリアのねんりきはペリッパーに当てられず、空中でその力は離散する。
海未とキルリアは揃って雨天を見上げ、高空でばさりばさりと羽ばたくペリッパーの姿を確認。
上昇後、水平飛行へと移行していて、その背中にすっくと立つ曜の姿が見える。
海未(目も眩むほどの高度でしょうに、怖くはないのでしょうか)
その時ふと、海未の耳は傘をさした観客たちの雑談を捉える。
「ん、あの子…渡辺曜じゃないか」
「知ってるの?」
「飛び込み競技のジュニア代表だよ。最近見なくなってたけど、トレーナーになってたんだな」
海未(なるほど…何か他の道にも長けているトレーナーとは総じて強いもの。ますます気を引き締めなくては)
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