過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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120:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:21:26.08 ID:ha7ZcpN9o
パニック状態の善子を花丸が落ち着かせ、自己紹介を済ませてちゃぶ台をぐるりと囲む。
慌てていた善子だが、穂乃果が屈託のない絡みやすい性格だと認識したところで動揺は収まった。
それでもまだ、すうっと通った鼻筋の先にまだ視線を泳がせているあたりに人見知りがよく表れている。

(ちょっとタイプは違うけど、子供の頃の海未ちゃんもあんなとこあったなぁ)とほんのりノスタルジー。

さておき、国木田花丸と津島善子、二人は揃って穂乃果より一つ歳下。
聞けば、共にジムリーダーの娘らしい。

善子はロクノシティで母親がジムリーダーをしている。
その母がオハラタワーでの式典に参加するので、くっついてこの街へ遊びに来たというわけだ。


善子「へえ、バッジ四つ持ち…」

花丸「さっきうちのお父さんを倒したところなんだって。強いトレーナーさんって憧れるずら〜」

穂乃果「いやそんなぁ、照れるなぁ…善子ちゃんはポケモンは?」

善子「私もずら丸と一緒、バトルとかはさせない派。ヤミカラスを一匹だけ」

穂乃果「そっかぁ、ジムリーダーの家族ってバリバリなのかと思ってたよ」

善子「それよ、その期待が苦手なの。プレッシャー掛けられちゃたまらないし、ポケモンとは気楽に付き合えればそれで…」

花丸「うーん、マルも同じ感じかなぁ。お父さんもお母さんも優しいけど、なんとなーく勝手に重圧を感じちゃうなぁ…って」

穂乃果「なるほどー…」


親が達人というのも大変なんだなぁと、そしてそれを真正面から背負っている海未ちゃんは凄いんだなぁと、穂乃果の中でライバルの評価が上がる。
煮付けや焼き魚、優しい味付けの和食をたっぷりと堪能し、穂乃果はタタミの上にごろりと伸びを。


穂乃果「いやーお腹いっぱい!雪穂お茶…って、実家じゃなかった…えへへ」

花丸「ふふふ、そんなにくつろいでもらえるとマルも嬉しいです」

善子「なんかこう、年上感のない人ね…緊張して損した」


やがて話題は自然と、オハラタワーで行われる式典の事へと移っていく。



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