125:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:23:46.53 ID:ha7ZcpN9o
もちろん、当日は大企業オハラコーポレーションの総力を結集した警備体制が敷かれる。
警備部隊へ下される指示は捕縛ではない。『洗頭』の構成員を発見次第、殺害。
地上は正面エントランス、裏口共に完全防備が敷かれ、空の警備も盤石の体制。
周辺建造物の6ポイントに狙撃班が待機、綺羅ツバサらしき人物を発見、当人であると確認でき次第の発砲が予め許可される。
プラス、地下を破ってくる可能性も当然ながら考慮している。
手持ちの一体がガブリアスだというのだから、高速潜行して床を破って現れる可能性も大いにあり得る。
ので、地下には超出力のサイコバリアが張られている。
それは“とあるエスパータイプポケモン”が生むサイコ力場を防壁へと転用した代物だ。
強力すぎて地上ではおいそれと使えないが、地下なら問題はなし。
たとえガブリアスが耐えて突破したとしても、生身のツバサが突入して生きていられるような出力では断じてない。
トレーナーさえ倒してしまえば、ガブリアスが暴れたとしても御せないことはないのだ。
客やスタッフに多少の犠牲が出たとして、最も硬く警護されている鞠莉へと辿り着くことはできないだろう。
実のところ、オハラコーポレーションの重役たちが警察と関わるのを嫌うのはこの、“とあるエスパータイプポケモン”が原因でもある。
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