21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 02:30:16.36 ID:ha7ZcpN9o
…
海未はジムの中を歩いている。
ダイイチシティジム、リーダーへと挑むためには居並ぶジムトレーナーたちを薙ぎ倒すだけの戦力を見せなければならない。
そんな条件の中、海未とケロマツは園田流の名に恥じない連戦連勝の実力を見せつけていた。
海未「やれやれ、流石に少し疲れますね。ケロマツは大丈夫ですか?」
『ケロ』
海未「おや、頼もしいですよ。ふふっ」
ジムの入り口ではバッジの所有数を聞かれる。
旅に出たばかりの海未は当然ゼロ。
トレーナーの身分を保証する博士…海未たちの場合は真姫がしてくれたトレーナー登録に照らし合わせて申告に虚偽がないかを確認。
そんな手続きを済ませた上で、ジムトレーナーたちはバッジ数に合わせたレベルのポケモンで相手をしてくれるというわけだ。
海未(バッジ数ゼロで挑むジムは、ある程度の心得さえあれば突破できる難度設定。
そう踏んで吶喊しましたが、悪くない判断だったようです)
海未(経験の効率も良い。ケロマツのレベルは14まで上がりました。
“あわ“、“でんこうせっか”、“したでなめる“、“みずのはどう”。この四つの技構成ならリーダーも突破できるはず)
ジム内は和風の内装。長い廊下、一歩一歩に床が微かな軋みを鳴らす。
少し実家に似ていて心地よく、同時に身が引き締まる。
そして現れる広いバトルフィールド、ジムリーダーとの対面だ。
和装に身を包んだ黒髪の少女が、凛然とした佇まいで海未を迎える。
ダイヤ「ようこそトレーナー。わたくしがダイイチジムのリーダー、黒澤ダイヤですわ!!」
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