272:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 04:49:19.46 ID:ha7ZcpN9o
穂乃果「何、これ!?り、リザードン避けてー!」
ツバサ「ずらりと展開した警官隊からの攻撃よ。経験は浅くても戦力はなかなかよね、日本警察って」
穂乃果とリザードンが慌てふためくのと対照的、ツバサはガブリアスに高度を上げさせ、易々と攻撃を回避している。
出鱈目に飛び交う攻撃も威力だけは十二分、
そして穂乃果にとっては予期せぬ方向から、避け得ざる攻撃の嵐。
リザードンの体へと弾丸が当たり、翼に“冷凍ビーム”が直撃し、ぐらりと飛行姿勢が揺らぐ。
その様を楽しげに見つめながら、ツバサはガブリアスに悠然と背を翻させる。
ツバサ「そう簡単に戦えないのよ、王である私とは」
穂乃果「……っ!!」
地上部隊のドサイドン、その高射砲めいた“ロックブラスト”がリザードンの体を激しく叩く。
漏れる苦悶の咆哮…そしてついに、リザードンは浮力を失い自由落下へと移行する!!
落ちていく穂乃果、その目は見下ろすツバサと交錯している。
ツバサ「さようなら、穂乃果さん。また会いましょう?運が良ければね」
穂乃果「綺羅ツバサ…あなたは私が倒すよ!絶対に!!」
ツバサ「………!」
毅然たる瞳がツバサを見据え、穂乃果はその指を天へ、遥か高みの巨悪へと指し延ばす!
瞬間。ツバサはその指に運命めいた引力を感じ…
しかしそれを表情には出さず、西の空へと高速で飛び去っていった。
なす術なく見送り、残された穂乃果は気絶したリザードンを守るように抱きしめる。
地上からの攻撃は止んでいる。にこが必死に止めさせたのだろう。
それでも落下が止まるわけではなく…
穂乃果「うわああああああっ!!!!!!」
落ちていく!!!
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