305:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:14:39.76 ID:ha7ZcpN9o
クロスチョップめいて四腕、交差する手刀!!
側頭部をバチーンと思いきり挟まれて千歌が倒れる。
技術は熟練、体に他の悪影響が出ないかは然るべき機関で検証済みだ。
梨子は倒れこむ千歌を抱きかかえ、「うう…」と呻く顔を覗き込む。
幼さの残る輪郭、鼻先にかかった三つ編みを指でどけてあげると同時、千歌はゆっくりと目を開いて一言。
千歌「り、梨子ちゃんは…レズ…」
梨子「……やっぱりちゃんと脳まで揺らす必要があるわね。カイリキー、もう一回」
千歌「ぎゃあああ!!!ぐへっ…」
同じ流れを繰り返し、パチリと目を開いた千歌はぽかんと梨子の顔を見つめている。
きょろきょろと左右を見回し、小首を傾げて尋ねかける。
千歌「あれ、なんで梨子ちゃんがいるの?私、曜ちゃんと話をしてて、
……んん?なんか梨子ちゃんが大変なことを言ってたような。あとなんかちょっと梨子ちゃんを恐ろしく感じるような。全然思い出せないけど…」
梨子「気のせいよ。それよりも千歌ちゃん、曜ちゃんは?」
千歌「曜ちゃん…そうだ曜ちゃん!私、曜ちゃんと話を、謝らなきゃ…伝えなきゃ!!」
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