316:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:22:38.41 ID:ha7ZcpN9o
これはペラップの時と同じだ。
いくら知識があっても、ポケモンの性能で上回っていても、指示を下せないようにされてしまえば何もできない。
その状況を作り上げてしまったのは自分の慢心、迷い、力不足。
いっそ、いっそ自分が代わってあげられればどんなに…!
海未「私は…私は!!」
━━━熱。
海未「っ!熱い…?」
走る閃光、宿る感覚。
得体の知れないそれは、海未の肌へと強烈な熱を感じさせた。
一体それは何なのか、海未は即座に確信を得る。
海未(これは今、ゲッコウガが感じている熱。痛み。何故それが私に…?)
疑問…それは不要。
一切の迷いなく、海未はその奇妙な感覚の中へと五感全てを落として委ねる。
(ゲッコ…!!)
海未(渦巻く火炎の乱流、焼け付く皮膚の痛み。ああ…これが今、貴方が見ているもの。感じている感覚なのですね?)
(ゲロロ…!?)
海未(何故だかはまるでわかりませんが…今なら貴方と感覚を共に出来ています。見ているものがわかる。負担はありますが…担い合えるのなら望むところ!!)
海未「ゲッコウガ、二秒後です!」
穂乃果「…!?」
海未「火炎を浴びて理解しました、そこで息継ぎのタイミングが来ます!
隙を縫って“みずのはどう”を…いえ、纏めるのではなくエネルギーを分散させてください!」
穂乃果(海未ちゃん…!何か掴んだんだね!)
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