339:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:44:12.55 ID:ha7ZcpN9o
にこ(ママを半身不随にした綺羅ツバサに、この手で手錠を掛けることが出来た。絵里には感謝してもしきれない…それはそれとして弄るけど)
未だ不服げな様子をからかいつつ、にこはたっぷりの親愛を隠した目で絵里を見る。
理知的で冷静、かつ無欠。
絵里が外見の美麗通りにそれだけの人間ならば、それほど踏み込んだ関係にはなれなかった。
だが蓋を開けてみれば存外に熱しやすく、脆いところがあり、ポンコツ感…もとい、お茶目な愛嬌に溢れている。
(ま、面白いやつよね〜)と、にこはそう考えている。
やたらに喜ばれても鬱陶しいので、口に出してやるつもりはないが。
にこ「そういえば…この辺の民宿、“出たり”するって聞いたことがあったっけ〜?」
絵里「で、出…!?にこ!ねえにこ、何が出るの!」
にこ「さあ、小耳に挟んだだけだから詳しくは知らないにこ〜」
絵里「ま、まさか、幽霊…!」
真姫「……なんで怖がってるのよ。ゴーストタイプのポケモンとは普通に接してるじゃない、私のシャンデラとか」
絵里「ご、ゴーストタイプも得意ではないわ。真姫のシャンデラは可愛げがあるけど…
お、お札。お札とかがどこかに貼られてたら駄目って言うわよね…」
にこ「掛け軸の裏とか、ベッドの下とかね」
絵里「ひいっ…!に、にこ、真姫、どこかにお札がないか確認したいんだけど、手伝ってくれない…?」
真姫「私は別に気にならないわ」
にこ「ま、気が向いたらね〜」
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