365:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:59:55.28 ID:ha7ZcpN9o
ことりの中に友達思いの優しさは残されたままだが、しかしそれと同じくらいに力を求める心も育ってしまっている。
ドラゴンタイプに拘りを持っていることりだが、しかし“伝説”という存在は魅力的だ。
それを保護しようという花陽に同行してこそいるが、その内心は虎視眈々。
ことり(ごめんね、花陽ちゃん。伝説のポケモンがいたら…ことりが捕まえちゃうかも)
と、そこへ穂乃果。
急に歩み寄ってきたかと思えば、ぐいっと顔を近付ける!
穂乃果「ことりちゃん、なんか隠し事してない?」
ことり「ぴいいっ!!?」
唐突な問いは核心。思わず悲鳴が漏れる!
ことりのそんな反応により疑いを深めたのか、穂乃果はより視線鋭くことりの顔を覗き込んでくる。
穂乃果「なーんかこう、企みムードっていうか、ううん…」
ことり「な、な、なんでもないよぉ…?」
穂乃果「あ!わかった!」
ことり「チュンッ!!!」
穂乃果「フッフッフ…おやつを隠してるね!」
ビシッと指差したのはことりのカバン。穂乃果の読みはまるで的外れ!
伝説を狙っていることを看破されたわけではなかった。
ことりは小さく安堵の息を吐き、カバンの中から小袋のクッキーを穂乃果へと手渡した。
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