過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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377:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:10:53.59 ID:ha7ZcpN9o
絵里や希からの申し出で、九人は絵里たちが泊まっている一室に御膳を並べている。
チャンピオン、四天王、ポケモン博士に国際警察。
面子が面子、泊まっている部屋はかなり広いのだ。
風呂上がりのほのぼのとした雰囲気、食事も絶品とくれば自然と会話は弾む。


凛「んー!やっぱりかよちんのお母さんの料理は最高だにゃー!」

真姫「本当。とっても美味しい」

花陽「えへへ…色々おいしいもの食べてる真姫ちゃんにも褒めてもらえると嬉しいな。お母さんに伝えておくね」

希「お肉もお魚もあって至れり尽くせりやね。ウチもエリチも普段の食事には飽き飽きしてるから嬉しいなぁ」

穂乃果「普段…そういえばチャンピオンとか四天王って、食事もだし、戦ってない時は何してるの?」

海未「それは私も気になります。ポケモンリーグは人里離れたところに位置していますよね。ふらっと街に降りるにも不便そうですが…」


穂乃果と海未、二人揃って興味津々の問い。
絵里と希は顔を見合わせ、そんな二人の様子に思わず小さく笑みを交わす。

チャンピオンや四天王の普段の過ごし方が気になる。
そんな疑問がすっと湧いてくるのは、自分たちがいずれその場に立つことを目指しているからこそ。

トレーナーの旅路は険しい。
バッジ集めの道のりの厳しさに、あるいは才能の欠如に打ちのめされて道を諦める者も少なくない。
挫折したトレーナーたちの受け皿がないことが社会問題と化しているほど。

そんな中で穂乃果と海未がバッジを7つまで集め、未だ上を目指す瞳の煌めきを失わずにいてくれている。
それは絵里と希にとって、心から喜ばしいことだったのだ。


希「裏手に居住スペースがあるんよ。何もない時は私室か、専用サロンで過ごしてるかな」

絵里「サロンは24時間利用できて、無料で食事もできるのよ」

花陽「ごはんは美味しいですか!?」

にこ「うおっ食いついた…」

絵里「うーん、味は悪くないと思うんだけど…基本的には同じメニューが限られてるからどうしても飽きちゃうわね。希なんて最近はうどんかカレーとサラダでローテーションしてるもの」

希「その二つはまあ、悪くないんよね」

花陽「そんなぁ…毎日の食事に飽きちゃったら何を楽しみにすれば…」

穂乃果「ううん…チャンピオン目指すのやめよっかな…」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん、ご飯を理由に諦めちゃダメだよ…」



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