415:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:34:12.71 ID:ha7ZcpN9o
ことりちゃん、優しい人だなぁ。
綿毛のように微笑むその表情に、花陽は心底からの好感を覚えている。
もちろん穂乃果にも同じくらいの好感を抱いているが、高坂穂乃果は道を切り拓いていく人間だ。
優しさだけでなく、強い精神、決断力、垣間見せる奔放さ、様々な要素を持ち合わせている。
対して南ことりは優しさ、繊細さ、気配りと共感力。
そういった要素に寄った人格を感じられて、ポケリフレに向いてるのはことりちゃんの方かなぁ。なんて事を花陽は心中で考えている。
そんな束の間の思惟は、森の奥から響いた絶叫によって強引に断ち切られる。
花陽「ひ、悲鳴…!?」
穂乃果「千歌ちゃんたちの声がした!」
ことり「でも待って、他の人の悲鳴も聞こえたよ。男の人…?」
右手、左手。
それぞれ別に、二方向から悲鳴が聞こえてきた。
どっちかの方に千歌とルビィの声、もう片方は聞き覚えのない男の声。
森は広く、音が反響してどっちがどっちなのかがよくわからない。
どうするべきか…穂乃果が即断!
穂乃果「迷ってたら千歌ちゃんたちが危ない!私が右の方に行くよ、ことりちゃんと花陽ちゃんは左の方向をお願い!」
花陽「は、はいっ!」
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