51:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 02:46:03.52 ID:ha7ZcpN9o
ことり(この子たち、野生で見かけたコラッタさんよりも気性が荒そう。もしかして、性格も調整されてるのかな…)
短く呼吸を整える。
海未のように落ち着き払い、穂乃果みたいに肝を据えるイメージ。
そしてもう一つのボールへと手を掛け、タマゴから今まで育ててきた親友をボールから出現させる。
ことり「お願い、イーブイさん!」
『ブイっ!!』
ツバサ「オトノキ産のイーブイ、高値で売れそうね」
ことり(お母さんからもらったこの子は、普通のイーブイとは少し違う技を覚えてる。いつもは実用的じゃない技だけど…今なら!)
ツバサ「フフ、何か企んでる?でも無駄。進化体ならともかく、イーブイではこれを耐えられない。コラッタ×5、もう一度“でんこうせっか”」
『ブイ…!?』
ことり「安心してね、イーブイさん。隙は…ことりが作るから!」
震える足をぱしりと叩き、決意の踏み出し。
ツバサが電光石火の指示を出す一瞬前、ことりはイーブイの前へと身を晒した。
ふんわりと柔らかくてしなやか、そんな少女の細身の体へと、コラッタたちの猛然の突進が激突する!!
ツバサ「へえ…!」
ことり「あっ!ぐっ、う、ぎっ…!あ……!」
ぐらり、五発のでんこうせっかを身に受けたことりはくずおれ、膝から床へと倒れ込む。
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