519:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:44:42.41 ID:ha7ZcpN9o
天空、星々が煌めき。
大哮を上げたボーマンダ、ドラゴンタイプの強大な力は宇宙から隕石群を引き寄せる。
それはごく小さな…しかし燃え尽きることなく地上へと届く流星。
威力のほど、それは語るまでもなし。激震がミカボシ山を揺らす…!!
520:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:46:04.87 ID:ha7ZcpN9o
ことり「……やっと出てきたね、希ちゃんの切り札」
希「……危な」
521:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:48:05.50 ID:ha7ZcpN9o
同時、希はチリーンを並べている。それが六体目、これで打ち止め。
ことりはついに希の手持ちの底まで辿り着いた。
ふよふよと浮かぶふうりんポケモンはサポートに徹する姿勢を見せていて、それも当然。
522:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:48:40.75 ID:ha7ZcpN9o
ことり「………そんな…」
大地が捲れ上がっている。
523:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:49:30.65 ID:ha7ZcpN9o
デンリュウ、ことりの手持ちには珍しく単色のでんきタイプ。
見ようによっては竜に見えないこともないが、ドラゴンタイプは持っていない。
特殊攻撃に長けている。なかなかのポケモンだ。
しかし…どう見たところで、分はメガフーディンにあり。
524:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:50:03.20 ID:ha7ZcpN9o
希「まさか、持ってたん…!?」
ことり「いくよ、デンリュウ。メガシンカっ…!!」
525:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:50:56.93 ID:ha7ZcpN9o
……
…
526:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:51:28.19 ID:ha7ZcpN9o
歩み去ろうとすることり…
その背へ、鈴の音が響く。
『リリリ…』
527:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:51:56.45 ID:ha7ZcpN9o
ことりはしゃがみ、文字通りに心底から心配し続けてくれる希の指を包み込む。
戦いの中、ずっと理解しようと、ことりの心を治そうと交信し続けてくれていたのが感覚として理解できている。
希という少女はとびきりの超能力者で、それならことりの胸に宿っている感謝の気持ちは言葉にするまでもない。
万感の“ありがとう”を胸に強く念じて、ことりよりもよほど泣き出しそうな顔をしている希に笑顔を向ける。
528:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:52:25.79 ID:ha7ZcpN9o
海未「昔から仲の良い幼馴染として付き合ってきて、どうにもずっと不思議だったことがあるのです…」
ことり「……!?…!!?」
海未「貴女はとても性格が良くて本当に素敵な子なのに、何故だかたまに貴女が原因で話が拗れることがあると!」
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