過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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552:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:08:46.09 ID:ha7ZcpN9o
それはまさに種族値の暴力。統合体の素早い情報処理が生み出す即時の連撃。
触腕を束ね、サイコエネルギーを電力へと変換。
オレンジと青緑、二本に生じる意図的な電位差。その間には大気中の塵芥を擬似的な電気伝導体、弾丸代わりに装填。


ダイヤ「それは凛さんのオンバーンを倒した…!」

絵里「“でんじほう”。擬似レールガンというわけね」


生体コアが起雷に発光を始めていて、射出までは既に秒読み。
いかにディアンシーであれ全力で大技を解き放った直後、まだ次動へは移れない。
絵里が至るまではあとわずかのタイムラグがあり、まさに絶体絶命…!


ダイヤ「否、これにて手番は満ちました」

凛「“ボルテッカー”ッッッ!!!!」


駆ける迅雷、激突は刹那!
凛のライチュウがデオキシスの真横から突貫を仕掛け、射出された“でんじほう”をギリギリで相殺!!

デオキシスはその雷突の直撃からは敏捷に逃れていて、それでもダイヤを救ったという結果は十分。
しかしながら、凛は悔しげに足踏み一つ。


凛「ああー、惜っしいっ!」

ダイヤ「凛さん、助かりましたわ!」

凛「ううん!凛こそなんだかダイヤちゃんに助けてもらった気がする!」


自身が無惨に殺されかけていた事実を、気絶していた凛は知る由もない。
だが凛は存外、利発なところもある少女。
メレシーがディアンシーへと変じた際の発光で意識を持ち直すと同時、戦況を見て取り、ダイヤが一人で粘闘を続けていたことを理解したのだ。

デオキシスが距離を置いたのを確認してからくるりと一回転、ダイヤへと向き直って感謝の笑顔を向け、隣のディアンシーへと目を向ける。



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