56:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 02:48:38.95 ID:ha7ZcpN9o
『………』
瀕死だったはずのイーブイが、むくりと起き上がる。
しかしその目には、ことりを慕っていたつぶらな輝きは残されていない。
まるで野生のような…いや、さらに荒く、闘犬のような目つきでことりを見据えている。
その目はまるで、助けてくれなかったことりを咎め、責め立てているように感じられて…
ことり「……っ…」
ツバサ「はい、おしまい」
ことり「イーブイさん…イーブイさんっ!!」
ツバサ「近付くと危険よ?今のイーブイにとってアナタは…」
ことり「きゃああっ!!」
ツバサ「敵でしかないんだもの」
あんなに仲が良かったのに。
親友だったのに、イーブイは勢いよく体をぶつけてことりを弾き飛ばした。
打ちっ放しのコンクリート上を転がり、ことりはその傷をさらに深くする。
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