561:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:15:56.92 ID:ha7ZcpN9o
飛翔。
穂乃果はリザードンの背に乗り、繰り広げられる戦線のその上へ、上へ。
何故だかはわからないが、今のリザードンには空こそが相応しいと思ったのだ。
デオキシスは一度倒したはずのリザードンが再び舞っていることに警戒を抱いたのか、目掛けて放つは“でんじほう”。
ダイヤ「させませんわ!“ダイヤストーム”!」
弾け、穂乃果とリザードンはさらに上へ。
相棒へと優しく語りかける。
穂乃果「傷、大丈夫?」
『リザッ!』
穂乃果「よしよし、頑張り屋だねえ」
『ザァド。』
穂乃果「子ども扱いするなって?ふふふ、ヒトカゲの頃の素直さを忘れちゃダメだよー」
首筋を撫で、そしてメガストーンをリザードンへと手渡す。
石の名はリザードナイトX.Y。
それは二種の石が長い歳月の中に何かしらの要因で融着したもので、ぴったりと真二つに別れた奇妙な存在。
リザードンはそれを手にし、穂乃果と共に不思議そうに見つめ…
デオキシスが“サイコキネシス”を放つ。それを防ぎ止めたのは凛とガオガエン。
「“DDラリアット”にゃ!!」
ガオガエンはエスパーへの耐性を活かし、打撃で念力波を打ち消してみせた。
そして穂乃果とリザードンは、必要に足るだけの高度へと達する。
天蓋の砕けたクレーター、滞空するは最上部。
上には月夜、見下ろすは遥か地上、蠢き見上げるデオキシス。
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