581:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:38:01.40 ID:ha7ZcpN9o
そんな調子で会話は続く。
理亞があんじゅに帯同したのは身の回りの世話と護衛のため。
オハラタワーでは穂乃果の思い切りの良さに敗北を喫したが、三幹部を除くアライズ団の中では鹿角姉妹はかなりの腕利き。
その評価の中心は姉、聖良にあった。
だが初めて姉と引き離され、ジョウト遠征を経て、理亞の実力は大きな向上を見せている。
英玲奈が姉妹を見込んでいるのは現状の腕前だけではない。その伸び代を含めてのこと。
一回り殻を破る成長を見せた理亞へ、英玲奈は指導者として目を細めている。
…と、時刻は三時。
フードコートそばの広場に設置されている楽団を模したカラクリ人形たちが、きらびやかな音色で定時の音楽を奏で始める。
それをタイミングに、あんじゅは表情を変えて英玲奈へと尋ねる。
あんじゅ「で、いつなの?」
英玲奈「ああ、今夜だ」
理亞「…!」
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