588:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 08:42:33.51 ID:ha7ZcpN9o
曜(たまーに、梨子ちゃんが善子ちゃんを見る目が鋭いっていうか。なんかこう、ターゲットを狙う目っていうか…)
花丸「曜さん、変な顔してどうしたずら?」
曜「あ、いや、なんでもないない」
あははと空笑い。
梨子からその意図を訝しむような目を向けられ、弁解するように顔の前で手を振る。
それがお互いなんだか可笑しくて、曜と梨子はまるで同じタイミングで素直に笑い合った。
千歌を介して危うかった二人の関係は、オハラタワーの一件を経てすっかり良好なものへと変化している。
曜、梨子、花丸。三人は現在、善子の家に滞在中だ。
諸々の騒動でポケモンリーグが中断している間、もし良ければ善子を鍛えてあげてくれないかと善子の母から頼まれたこともあり、そのついでに曜と、それに一緒に強くなりたいと願っている花丸も泊まっているというわけだ。
特に善子は、母と同じ悪タイプのエキスパートトレーナーを目指すと決めている。
それならまずは苦手タイプとの戦い方を覚えるべきと母から言われ、格闘の梨子との対戦を繰り返してる。
もちろん、今のところ連戦連敗なのだが。
花丸「善子ちゃん、なかなか進歩がないずらねえ」
善子「なによお、リリーが強すぎるのよ…」
花丸「ふふふ、マルは曜さんのポケモンを少しだけ倒せるようになったよ」
善子「げっ…ほ、本当?」
曜「うん、花丸ちゃんはなかなか戦略家だね。すごく戦り辛い。センスあると思うなー」
梨子「ふふっ、よっちゃんも頑張らないとね?」
善子「うぐう…」
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